嵐の日のカモのおでかけ【動画】
強風にあおられて、子ガモたちが散り散りになってしまいます。
ママが、「落ち着いて、落ち着いて、みんなママの後ろに並んでついてくるのよ。」と声をかけている設定。
フランス語の音声ですが、英語の字幕もついています。
それは、一羽のフクロウ(ヒガシアメリカオオコノハズク)とカモのヒナが巣箱の穴から仲良く寄り添って顔を出している姿だ。
カモのヒナは、ヒガシアメリカオオコノハズクの捕食対象でもある。だがそんな雰囲気は一向にない。むしろ仲睦まじい親子風情を醸し出している。
一体なぜこのようなことが起こったのか…?
―あわせて読みたい―
どうなってるの猛禽族?本来ならライバル同士のはずなのに、ハクトウワシがアカオノスリのヒナを我が子同様に育てていた(カナダ)
親鳥がいなくなったカモのヒナたち。そのヒナたちの母親役をかってでたラブラドール犬(イギリス)
今度はオーストラリアで。同性愛ペンギンカップル、愛情深くダミーの卵ちゃんと育てられることを証明して本物の卵が与えられる
人間のニオイがついたヒナを親鳥は見捨てるって本当? あの噂を検証する。
胎教だった。ヒナ鳥は孵化する前にすでに親鳥からさえずり方を学んでいることが判明(オーストラリア研究)
フロリダ州南東部パームビーチ郡のジュピターに暮らすローリー・ウォルフさんは、アーティストで野生生物写真家でもある。
ある日偶然、巣箱からひょっこりと顔を出した1羽のカモのヒナと東アメリカオオコノハズクの姿を発見したローリーさん。
絶妙のタイミングで撮影し、その写真をSNSでシェアしたところ、瞬く間に拡散し、米メディアでも報じられるところとなった。
ローリーさんによると、今から1か月ほど前に、自宅裏庭にあるすべての異なる巣箱を調べて回ったそうだ。
すると、1羽のメスのカモが卵を巣箱から別の巣箱に移動させている姿を見た。巣箱がある松の木の下に卵の殻が落ちていたことから、ローリーさんはそのカモの巣箱が敵に襲われてしまったのだろうと推測した。
その巣箱にいた親カモは、産んだ残りの卵を安全と思われる巣箱へ移した。しかしそれはフクロウの巣箱だったようだ。自然の行為に邪魔をしてはならないと思ったローリーさんは、そのまま見守る形で放置した。
一方フクロウは、カモの卵だとは知る由もなく、1か月間近くその卵を温めた。
そうして孵ったカモのヒナが、今回フクロウと一緒に巣箱の穴からひょっこりとローリーさんの前に顔を出したというわけだ。
可愛いツーショットの瞬間を見逃すことなくカメラに収めたローリーさんだが、「もしかしたらフクロウがこのヒナを食べてしまうかもしれない」という不安が頭をよぎった。
そこで鳥の専門家に問い合わせると、やはりその可能性があることがわかったため、ローリーさんは、地元の野生生物保護区に連絡。
カモをフクロウの巣箱からなんとか出すことができた時には引き取ってもらうよう頼み、ローリーさんは早速夫とともにカモの救出を試みた。
ところが、カモのヒナは巣箱の穴から飛び出して地面に落ち、そのまま走ってフェンスを越えて、隣の敷地である池に逃げ込んでしまった。
この池に親ガモらしきカモが姿を見せていたのを知っていたローリーさんは、
カモのヒナは親鳥を呼んでいるのか鳴き声をあげていて、池の方からも声が聞こえました。池は隣の住民の敷地で隠れていて見えないのですが、ヒナがうまく親と出会えているといいのですが。
と、米メディアの取材で話している。
Photographer caputures image of owl, baby duck together looking out from hole in tree
過去にもヒガシアメリカオオコノハズクが、カモと暮らしていたという記録があることが判明している。
他の鳥の巣に自分の卵を産んで巣立ちまで世話をさせる鳥といえば、一般的にカッコウが知られているが、なんとカモもカッコウのように托卵(たくらん)の性質があるという。托卵とは育児寄生のことで、卵の世話を他の個体にさせる動物の習性の1つである。
カモは、別のカモの巣もしくはカモに近い種の鳥の巣に、1つか2つほどの卵を産むことがあるそうだ。
1つの巣に全ての卵を保持すると、敵に襲われた場合には全ての卵が失われてしまう可能性がある。しかし、托卵することで自分の遺伝子が遺されるチャンスが広がるのだ。
カモには刷り込みの習性もあるため、このヒナはフクロウを見ても敵と思うどころか、「お母さん」と思ってしまったのかもしれない。(関連記事)
しかし、フクロウの餌となる前に巣箱から出ることができたヒナは、ラッキーだったといえよう。
ローリーさん一家は、ヒナが池に逃げてしまって以来その姿を見ていないということだが、このヒナが親カモと仲良く暮らしていることを願いたい。
フクロウのお母さんを本当のお母さんだと信じ込んでしまっていて、母を訪ねて三千里とかをしていなければいいが・・・
References:gtgoodtimes/ written by Scarlet / edited by parumo
全文をカラパイアで読む:―動物・鳥類についての記事―
巨大なグレートピレニーズ犬の子犬を抱く飼い主の写真に関する海外の反応
飼い主に置き去りにされた犬。以来10年間、再び飼い主が来るのを信じ、同じ場所で待ち続けている。
トルコはやっぱ猫の国。イスタンブールの歩道に鎮座する猫と通行人たちの様子を早回しで
猫が氷という物質について学んでいたところ、氷大好きなハスキーが動いた奪い愛の瞬間
アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第34回:甘えん坊のぐんて号。撫でてほしくて手を求めてハンティング
―知るの紹介記事―
人間の遺体を堆肥にし、自然に還す「有機還元葬」がアメリカ・ワシントン州で合法化される見込み
座り方があなたを表す?5つの座り方で判断する性格診断テスト(占い)
鳴りやまない電話。見知らぬ人から「おめでとう!」の嵐。父親の誕生日に2人の息子が仕掛けたサプライズ(アメリカ)
オスのヤスデの生殖器は光。紫外線に照らされると蛍光色を放つため種の判別に役立つ(米研究)
魚や水鳥が減っていると思ったら・・・イギリスの湖でピラニアの死骸が2匹発見される。
フクロウ母さんとカモのヒナ赤ちゃんが、本物の親子のように仲良く1つの巣箱に!いったい何が起きている?(アメリカ) - BIGLOBEニュース facebook/laurie.wolf.14アメリカ・フロリダ州に住む女性写真家が、裏庭であっと驚く光景を目にし、早速カメラに収めた。それは、一羽のフクロウ(…(2019年04月25日 11 ... (出典:BIGLOBEニュース) |
Twitterに投稿された1枚の鴨の写真がそのインパクトで話題になっています。
Twitterユーザーのウミリアン(@a_orizme)さんが投稿した鴨の写真。2匹の鴨が水面からお尻だけ突き出しています。この構図……これはまさしく「犬神家の一族」のあのシーン!!!
この“鴨神家の一族”な写真が撮影されたのは静岡県富士宮市(Twitter本文に富士市とありますが正しくは富士宮市)の富士山本宮浅間大社内にある湧玉池。どうやら鴨たちは底の餌をついばむ為にこのように頭を深く沈ませているのだそうです。
コメント欄には同じ場所で撮られた同様の“一族”写真が寄せられており、この池でよく見られる光景のようです。見かけたらちょっとびっくりしてしまいそうですが、もふもふの鴨尻がしっかり見られて役得ですね!
ウミリアンさんのTwitterでは一緒に暮らしている黒猫「ごま」ちゃんの写真もたくさん投稿されています。こちらももふもふかわいいですよ。
画像提供:ウミリアン(@a_orizme)さん
水面から突き出た……鴨尻……! 池で目撃された“鴨神家の一族”がインパクト大 - ねとらぼ Twitterに投稿された1枚の鴨の写真がそのインパクトで話題になっています。 Twitterユーザーのウミリアン(@a_orizme)さんが投稿した鴨の写真。2匹の鴨が水面からお尻 ... (出典:ねとらぼ) |