米ニューヨーク郊外にあるOrphaned Wildlife Centerでは、母親を失った小グマを保護しています。同施設がYouTubeに、とてもほっこりするクマさんのブラッシング動画を公開しています。
職員のスーザンが近づくのを見て、クマさんはクゥーンと鼻にかかった声で鳴き出します。ブラッシングを始めるスーザン。スーザンが顔に手をやると、首を持ちあげてゆったりと身を任せます。スーザンのことを母親のように慕っているんでしょうね。
一瞬ブラッシングが途切れると、クマさんは自分からころりとあお向けになってしまいました。「お腹もやってよ~」と、思い切り甘えちゃっています。太股の裏側、わきのあたり、しまいには腕をすりすりしながら「ここもやって」とアピール。
ブラッシングやマッサージの途中で、何度か見つめ合いながら顔をなでられています。このときが、一番幸せそう。
Orphaned Wildlife Centerは野生動物の保護を目的として活動しています。そのため、ここで飼育されている子グマは大きくなると野生に戻らなければなりません。このクマさんも、いずれはスーザンとお別れするときが来るのでしょう。それを思うと少し悲しいのですが、限られた時間の中につまったせいいっぱいの愛情が、クマさんの一生を温かく照らすことでしょう。
(出典 news.nicovideo.jp)