犬は自己中心的? オオカミのほうが仲間思いとの研究 - AFPBB News 【5月2日 AFP】愛犬のかわいさを自慢するときに、「自己中心的」という言葉がまず頭に浮かぶ人はいないだろう。だが、犬は思いやりのある動物だとの評判は、1日に米科学 ... (出典:AFPBB News) |
【5月2日 AFP】
愛犬のかわいさを自慢するときに、「自己中心的」という言葉がまず頭に浮かぶ人はいないだろう。だが、犬は思いやりのある動物だとの評判は、1日に米科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に発表された研究論文によれば、全くの幻想かもしれない。少なくとも犬同士ではそうだという。
オーストリア・ウィーンにあるオオカミ科学センター(Wolf Science Center)では、タッチスクリーンを使った実験を重ねた結果、同じように群れの中で育った場合、犬よりもオオカミのほうが群れの仲間に献身的になることを発見した。
まず研究チームは、オオカミと犬をそれぞれ訓練し、鼻先でタッチスクリーン上のアイコンを押せるようにした。「贈り物」を示すアイコンを押すと、隣接したケージに餌が届けられる仕組みだった。実験は、アイコンを押す動物と同じ動物が隣のケージ内に1匹いる場合と、いない場合で複数回行った。
すると、オオカミは自分に一切見返りがなくても、同じ群れの仲間には餌を与える選択をした。ただし、隣のケージにいるのが見知らぬオオカミの場合は、関心を示さなかった。
一方の犬は、自分に見返りがない場合、隣のケージにいるのが群れの仲間か否かにかかわらず、餌を与えようとする傾向は特に見られなかった。
研究チームはこの実験結果について、飼い犬の協調的な性質は、従来言われているように人間との接触を通じて育まれたのではなく、祖先のオオカミから受け継いだものだと示唆する発見だと述べている。
「この研究は、犬が必ずしも家畜化によってより向社会的になったわけではないことを示している」と、論文の主執筆者レイチェル・デール(Rachel Dale)氏は指摘。「むしろ、オオカミに見られるように、群れの仲間に対する寛容さと気前の良さが高度な協調性をもたらしていると考えられる」と語った。
先行研究では飼い犬に向社会的な傾向があることが確認されているが、研究チームはこの点について、訓練や励ましの結果である可能性を指摘。群れの中で育つ犬とペットの犬の違いに関しては、さらなる研究が必要だとしている。(c)AFP
(出典 afpbb.ismcdn.jp)
https://www.afpbb.com/articles/-/3223393
>>1
そりゃそーだろw
オオカミの群れの中で、一番群れに忠誠心が無い一頭が
オオカミの群れから離れて 犬の祖先と成り
それを代々交配して 育ててきたのが 「 犬 」
なんだから。
でなきゃ今頃 「犬」なんて存在してねーつのw
群れのボスたるα‐DOGである 飼い主と
自分にのみ忠実 ソレが 犬。
>>17
正解かもな。
犬の祖先は元々人を怖がらないと推測されてるし空気読めないタイプだったかもしれん
>>1
犬は飼い主に似るっていうからな。人間の性格に似て損得、コスパで行動するようになったのかも。
人間に似たんだろ
>>2
むしろ飼い主が飼い犬に似ている。
お散歩つれてあげる飼い主を引きずり回すしな。
そりゃ狼は仲間の能力によって狩りの成功率上がるんだから、そういう結果になるだろ
室内飼いの小型犬は暴君
トリビアか何かだったが
バウリンガルで狼の遠吠えを翻訳したら
「僕は何をすればいい?」
ってなったのを思い出した
何となくw
人と共生するようになってその自然選択が働いたのかな?
犬同士で奉仕し合って協力をするよりも人に対して奉仕したほうが
利得が得られる環境に犬は生きる道を移行させた。
「仲間」というが、動物の社会というのは基本的に血縁集団でしょう?
つまり家族。
赤の他個体と親密な共同関係をもつのは交尾のためくらいしかないはずでは?
>>13
だよな。
狼にとって群れは家族という認識。
一方の犬は仲間って言ったって同種ってだけで赤の他人ならぬ赤の他犬なんだからそらそういう動きだわな。
隣のケージに入れるのは飼い主の家族(人間)じゃないとこの研究意味が無いと思うんだが。
オオカミは自然の厳しさの中で生きる知恵がある。
犬は人間に飼われるようになって、万年単位で時間経過。そのあたりがゆるゆるになったんだろ。
そりゃあ人間なんていうたちの悪い動物と長年付き合ってたら、利己的にもなるよ。
人間に媚びて群れを捨てた狼の子孫だしな
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