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 おいしいご飯と新鮮な、そしてのしのげる場所があれば良い。野良猫にとってそれで十分だし、餌をくれるからといってそこに居つくわけでもはない。

 しかし、当時野良猫だったトムはそれだけでは満足できなかった。

 トムは、もっとされたかった。でもってみんなの称賛の的になりたかったのだ。そこで餌をくれるあるお店にターゲットを絞った。

 作戦成功。全てを手中にしたのである。

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野良猫だったトム、外で餌を与えていたらちゃっかり店の中に…

 3年前、アラブ首長国連邦にある写真屋の店員が店の付近をうろちょろするトムの存在に気づいた。そして時々、店の外でご飯を与え始めるようになった。

 そこから事の発展は急速にまった。

 トムはひょっとしたら独特の勘で「この店の人たちは優しくしてくれる」と気づいたのかもしれない。

 「ある日、トムが私たちの後ろをついてきて、店の中に入ってくるようになったんです。」とスタッフのアデムさんはった。

 「え?今ですか?今ではもう、住み込みの店員になってますよ。」

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接客もお手のもの。店の看板猫となる

 一度その肉球を店内に踏み入れてから、トムはすかさず店での自身のすべきことを理解しきったようだ。

 「トム仕事は日がなのんびり眠ること、時々かまってきたお客さんの相手をすることです。」とアデムさんはコメントした。

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仕事は寝ることと顧客対応

看板猫からモデル、そして招き猫へ


 「お客と時々遊ぶ」という任務により、トムの魅はあっという間に人々に知り渡るのに時間はかからなかった。

 いつの間にか人々は、トムに会うために店に通うようになった。

 店の通路には、アデムさんが日々撮影しまくったトム写真が所狭しと並んでいる。トムの一番のファンは、ほかならぬアデムさんなのだ。

 店のアイドルであり、招き猫であり、モデルでもあるトムはこうして店にとってなくてはならぬ存在となった。

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 アデムさんはたまに「なんでモデル写真ばっかりなの?」と聞かれることがあるという。アデムさんは極めてシンプルに「トムというが好きだからです。」と即答するそうだ。

 とはいえ、けして広いとは言えない店内で、トムに返事が聞こえてしまうかもしれないというアデムさんなりの気づかいもあるのかもしれない。

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 トムがこの店にやってきたのは偶然だったかもしれないが、「がいる写真屋」というのは話題を呼ぶようになった。

 この店の近所に住んでいるというTwitterユーザーcabbageさんは、トムの存在を知って、買い物のルーティンが変わった人の一人だ。

 「トムに会いたくてここに通う常連客になりました。こんなにかわいいマスコットがいたら、通いたくなっちゃいますよね。お客たちはみんなトムと遊びたくて仕方ないんですよ。」とった。

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 すっかり地元のアイドルとしての地位を手に入れたトムだったが、cabbageさんが、トムの魅ツイートしてくれたおかげで、いまや世界中から注されるとなった。
のそばにある写真屋は野良猫を保護してトムという名前を付けて育てているんだそう。現像フィルムスキャンしている間に、気に入ったものがあればトムモデルにした写真も買えるの!
 
 このツイートく間に2万4千リツイート、6万のいいねがつき、そのおかげもあって、トムの活躍はワールドワイドに注されるものとなった。

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 cabbageさんは「自分のツイートがこんな形で注を浴びると思っていませんでした。ドバイアルリガにあるということも補足としてツイートしたので、トム写真がもっと人々のもとに届くといいなと思っています。」とった。

 まったくもって、トム計画通りじゃないか。

 ひょっとして自身のうちに秘めたるアイドル性を見出していたトムさんにを付けたNNNが送った最高にかわいい刺客なんじゃないかと思ってしまうな。


NNNねこねこネットワーク)とは?
猫好きの人間にさらなる派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍しているの組織である。

優良物件(飼い補)として認められた人間は最高のタイミングに遭遇して飼いとなる。そのが亡くなった場合や、飼いが多頭飼いしたいと思い始めた矢先、また新しいが偶然を装って派遣されてくる。

written by kokarimushi / edited by parumo

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(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 pbs.twimg.com)


すべては予定どおりだったのかもね、トム!(^^)!?

<このニュースへのネットの反応>

幸せにおなりよ。