2匹の猫を飼った経験を元に描いた漫画「猫の感情」が、SNS上で話題となっています。猫が遊びのつもりで本気でかんでくることに驚いた女性。猫同士で遊ばせれば、飼い主に対する力加減を覚えられると考え、保護猫を引き取りますが…という内容で、「泣いた」「猫はとても不思議な生き物」「人みたいに泣けないから、余計につらいのかも」「猫の温かさが伝わる」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
この漫画を描いたのは、泉福朗(ペンネーム)さんです。漫画作品となる前のストーリーを作る「漫画原作者」として活動し、現在は趣味で漫画を描いています。
Q.今回の漫画を描いた理由は。
泉さん「猫も、人間のように感情豊かな動物だと気付いたためです。ティアラさんが亡くなるまで猫はとてもクールな動物だと思い込んでいました」
Q.ティアラさんが亡くなったのはいつですか。
泉さん「ティアラさんが亡くなったのは2015年3月15日です。家に来たのは2010年の秋ごろなので、プリシラさんと一緒に過ごしたのは約4年3カ月ですね」
Q.プリシラさんは獣医さんに行った後、立ち直りましたか。
泉さん「獣医さんには、『明日も食べないようなら、また来てくれ』と言われましたが、獣医さんに行った日の夜から普通に食べ出し、ほぼいつもの状態に戻りました。
現在では、以前から家にいた犬やティアラさんの後にやって来た猫(姫、ゴルビー)とも仲が良く、我が家のおふくろさん的な存在に成長しました」
Q.読者からどのような意見が寄せられていますか。
泉さん「猫を飼っている方からは、ポーカーフェイスの裏に隠れている猫の感情の豊かさについて教えていただくことが多かったです。似たような経験をされた方がたくさんいることを知りました。また、大切なペットとの別れがつらい、などの意見も頂きました。
私は、縁あって自分の家族になってくれた犬や猫たちの生涯を見届けることが大切な使命の一つと考えて仕事を頑張っています。ティアラさんの場合は、もともと体が弱く、時々通院もしていましたが、まさかそんな若さで突然逝ってしまうとは夢にも思わず、無念の思いが強いです。
今は、プリシラさんをはじめ他の犬猫たちと一日でも長く一緒に過ごし、天寿をまっとうさせてやりたいと思います。きっと読者をはじめ、他の皆さんも同じ思いを持たれていることでしょう」
(出典 news.nicovideo.jp)
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